夜中であろうが早朝であろうが、欲しい物の大半は手に入る時代になって久しい。
むかーし
都会(?)で暮らしていた頃、コンビニエンスストアといえば
本当に朝7時から、そして夜は11時までやっている
そのお店がほとんどだった。
田舎者の私としては
こんな時間に働く人がいること自体が新鮮だった。
あの頃ディスコと呼ばれるお店で始発電車を待ち
アパートに付く頃にはコンビニが開いていた。
蛍光灯の白々とした光が
透き通るような自分の顔をさらに青白く照らすようで
店員さんの顔もろくに見ずにレジで財布ばかり見ていた。
今朝のまだ夜が明けきらないない6時。
今年最後のレースを迎える娘とともにコンビニへ
男性の店員さんは
「試合か何かですか?」
とたずねてきた。
そんな会話をコンビニでするなんてね・・・
若かった頃には考えられない事。
早朝から立ち読みしているあの人にも
もしかしたら
こんなことが未来で待っているのかもしれないな。
なーんとなくおかしかった。